A story of ColorsOfJapanKyoto てまり豆鈴さんのこと

本日もColorsOfJapanKyotoにご来店いただきありがとうございます。

 今回は先日よりColorsOfJapanKyotoに出店頂いている、てまり豆鈴さんのことをより詳しく。

 作りて紹介文に簡単に説明していますが、てまり豆鈴さんは作りてである倉島さんがイヤリングやペンダントトップとして使用できるちいさな手毬アクセサリー制作をメインとしている工房です。

 でも、どうしてこれを作っていこう、となったのでしょう。

 もともと東京で生まれ仕事の関係などから京都で暮らすようになった倉島さん。水が合ったようで、ここでの暮らしも長くなります。

 その仕事をされているなかで起こったのが、2011年の震災。それをひとつのきっかけとして、資本主義のピラミッドから抜け出たくて、いろいろ模索していた頃に日本の伝統的な手毬と出会いました。

 古来から、一説には飛鳥時代に中国から渡来したといわれている、手毬は玩具として、また近年は装飾品として親しまれてきました。そのまんまるい円は見るだけでも可愛らしくまた、そこに形だけでなく模様に様々な意味を見て取れます。

 例えば円の形は循環を、また表面の麻の葉模様は魔除けや健康と長寿の願い。

 倉島さんはそうした考えに触れていく中、いずれはこれで作家活動をしたいと考えるようになりました。作り方を独学で0から学び、長い時間をかけ2018年、ついに自身のブランドを立ち上げました。

 なまえは「てまり豆鈴」としました。

 「扱っているものがひと目でわかり、読みやすくて可愛らしい名前にしました。 〝豆〟は一粒から何百倍にも増える生命力の種。 〝鈴〟は清らかな音で邪気を祓い、天に呼びかけるもの。 どちらも丸くて毬と馴染みがよく、日本の行事・精神性と深く結びついているものです。」そう倉島さんは語ります。

 「(手づくり市などで出店したり人とあったときに)毬を通して表面的でない話(=形の意味・表面的な模様の意味だけでなく日本の精神性や文化について)が出来ることは良いですね。 また、贈り物として祈りを込めて毬を選んでもらえると良いです。」

 

 てまり豆鈴さんが使用している糸は京都の染色会社さんのもので、もともとは着物で使用されているもの。そのためそのアクセサリーは着物にも相性良く、自然に馴染みます。しかし近年着物産業が縮小されていっている中で、その糸を使うことでなんとか力になれたらという思いも。

「京都は糸屋さんも染屋さんも道具屋さんも何でもあって、相談すれば知識を分けてくれ、力になってくれて、ほんとに良いところです。職人さんの経験から生まれる言葉や仕草に触れるのが好きです。この環境がずっと残ってくれるよう、ささやかながら毬作りで地域経済に参加していきたいです。」

 いま、てまり豆鈴さんで試みているのが京都の染色職人さんの糸で作品を作り上げること。一度途絶えてしまった古代の染色法を復活させた、その職人さんの自然の色合いの色の糸を、これも特別な材料を使った芯に巻き付けて、より大きなてまりを試行錯誤しつつ制作しています。

 こちらはまだ商品にはなっていませんが、以前ColorsOfJapanKyotoがサンプルを見せていただいたものは既により細かな仕事のされた逸品と行って良い出来栄えのものでした。こちらは納得されたらリリースされる予定だそうです。

 「 可愛らしくて日常に取り入れやすい毬アクセサリーを通して日本の伝統文化、和のこころを広げて行きたい。」そんな想いをもちながらてまり豆鈴さんの作りて倉島さんは、きょうも可愛らしい毬を作り上げています。

今回も最後までありがとうございました。